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スパイス専門店スタッフの気まぐれブログ

唐辛子の辛さだけがカレーの辛さではありませんよの巻

先日、カップラーメンを食べました。
たまに朝まで仕事をしていると、何故かカップラーメンが食べたくなるのでいけませんね。

四川式と銘打ったラーメンでしたので、辛いのがウリなのでしょう、
別添のスパイス小袋が付いておりまして、それがけっこう辛いのです。

平均値よりも辛さには強いであろう(と思う)私でも「辛い」と感じるので、
弱い方には、おそらく相当の辛さのだと思います。


辛さというのは本当に難しいもので、同じ分量のスパイスでも
人によって感じ方が全く異なるようですね。

辛さをウリにしておきながら、中途半端な辛さで提供しますと、
辛さに強い方々からは「まったく辛くない!」と怒られてしまいますので、
辛いと表現されているものは、相当辛くしてある傾向があるような気がします。


さて、そのスパイスの小袋には山椒と唐辛子が入っているそうです。

唐辛子は、見た目の色といい、形といい、「辛い」の代名詞としてピッタリだと思うのですが、
世の中には"辛い"というものが他にもありますね。

このラーメンに使われた山椒の実。
あれも辛いですね。
唐辛子とは質の違う辛さがあります。

トウガラシ

山羊印スパイス通販でよくお話させていただくインドカレーの辛さにも、
もちろん、唐辛子が主要なスパイスであることには違いはないのですが、
辛さを感じさせる要素として、実はペッパーもけっこう効いているのです。

個人的には、真の辛さは唐辛子よりもこのペッパーに分があるような、
そんな気がするぐらい、ペッパーというのは辛さを構成するのに重要なスパイスです。

どちらが辛さが強いか、ということではなく、辛さの系統が違うという感じでしょうか。
そういう点では、ジンジャーもまた、辛さ構成する要素のひとつです。

辛いのがお好きな方は、今度、カレーを作られるときにペッパーを多めにしてみてください。
辛さの雰囲気が変わるのを感じることが出来ると思います。

自分好みの辛さを探すのも面白いかと思います。

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