唐辛子の辛さだけがカレーの辛さではありませんよの巻
- post on 12/02/062012:02:06:17:46:50
- スタッフ気まぐれブログ
先日、カップラーメンを食べました。
たまに朝まで仕事をしていると、何故かカップラーメンが食べたくなるのでいけませんね。
四川式と銘打ったラーメンでしたので、辛いのがウリなのでしょう、
別添のスパイス小袋が付いておりまして、それがけっこう辛いのです。
平均値よりも辛さには強いであろう(と思う)私でも「辛い」と感じるので、
弱い方には、おそらく相当の辛さのだと思います。
辛さというのは本当に難しいもので、同じ分量のスパイスでも
人によって感じ方が全く異なるようですね。
辛さをウリにしておきながら、中途半端な辛さで提供しますと、
辛さに強い方々からは「まったく辛くない!」と怒られてしまいますので、
辛いと表現されているものは、相当辛くしてある傾向があるような気がします。
さて、そのスパイスの小袋には山椒と唐辛子が入っているそうです。
唐辛子は、見た目の色といい、形といい、「辛い」の代名詞としてピッタリだと思うのですが、
世の中には"辛い"というものが他にもありますね。
このラーメンに使われた山椒の実。
あれも辛いですね。
唐辛子とは質の違う辛さがあります。
山羊印スパイス通販でよくお話させていただくインドカレーの辛さにも、
もちろん、唐辛子が主要なスパイスであることには違いはないのですが、
辛さを感じさせる要素として、実はペッパーもけっこう効いているのです。
個人的には、真の辛さは唐辛子よりもこのペッパーに分があるような、
そんな気がするぐらい、ペッパーというのは辛さを構成するのに重要なスパイスです。
どちらが辛さが強いか、ということではなく、辛さの系統が違うという感じでしょうか。
そういう点では、ジンジャーもまた、辛さ構成する要素のひとつです。
辛いのがお好きな方は、今度、カレーを作られるときにペッパーを多めにしてみてください。
辛さの雰囲気が変わるのを感じることが出来ると思います。
自分好みの辛さを探すのも面白いかと思います。