市田柿の季節
- post on 11/11/052011:11:05:04:51:21
- スタッフ気まぐれブログ
「市田柿」というのは、長野県南部の干し柿です。
市田柿は小ぶりの渋柿で、秋も深まってくる頃に皮をむいて干します。
少しずつ乾燥させながら、幾度か丁寧に揉むことで白い粉が均一にふきます。
この白い粉が甘みとなります。
ひと昔は軒先にすだれのように吊るしておりましたので、柿すだれと呼ばれ、信州の秋の風物詩となっておりましたが、最近は、衛生上の観点からビニルハウスや建物の中で干して作られます。
絶妙な味わいと歯ごたえが人気で、大きさや形、そして粉の拭き具合などで上級品から自家用まで選り分けられます。上級のものは大変高価で、贈答品などに使われます。
最近は、桐箱に入った市田柿や個別包装された市田柿などがあってびっくりします。
かくいう私も市田柿の大ファンです。市田柿が出回る12月がとても待ち遠しい。
そんなこともありまして、知り合いの農家さんから仕入れた市田柿(僅かですが)を山羊印スパイス通販でも取り扱うことにしました。
万一売れ残ったら、私が食べる算段(笑)。
せっかく扱うからには、ということで、ちょっと珍しい市田柿をご用意しました。
それは、手もみの市田柿。
市田柿の多くは機械で揉みほぐすそうです。
昔は手でもんでいたのですが、機械でもむのと手でもむのとでは、
柔らかさ違う!
のだそうで、
いまだに手で揉む、こだわりの農家さんもあるのです。
当然ながら、たくさんの数はできません。残念。
今回、そんな手もみの市田柿を少しですが予約販売いたします。
美味しい市田柿を召し上がっていただいて、市田柿ファンが増えると良いです♪
ついでに、ふつう(機械もみ)の市田柿も。これはこれで十分おいしい。
・【ご予約】市田柿(自家用・袋詰め)
必ずお読み下さい
※予定数量を下回る場合は誠に恐縮ですがキャンセル扱いとなります。
※こちらの商品はご予約販売となります。
※予約受付の数量に余裕を持たせてはおりますが、万一ご用意できない場合は、大変申し訳ございませんが、キャンセルさせていただく場合もございます。
生産量が僅かな上、気象状況などにより左右される商品ですので、予めご了承の上、ご予約くださいますようお願い申し上げます。