スパイス専門店スタッフの気まぐれブログ

グリーンカレー

グリーンカレー

プリック・キー・ヌーという唐辛子。
タイのグリーンカレーを調べていたら、この唐辛子の未成熟な状態を材料に使うので緑色なのだという記述を目にしました。

プリック・キー・ヌーの写真を探したら・・・見たことがある!
花屋さんにけっこうあるような気がします。もしかしたら、実家のプランターにもあったような。

とても辛い唐辛子のようで、緑色の状態で収穫しても十分に辛味があるそうです。


さらに、調べていたグリーンカレーというのは、カテゴリーがタイ料理ですが、便宜上カレーと呼んでいるにすぎず、本当は、タイの代表的な料理「ケーン」という汁物です。(ゲーン・キャオ・ワーンという料理が、グリーンカレーかもしれません。)また、汁物だけではなく、汁のないものも・・・ケーンと呼ぶこともあるようです。

これは、いわゆる「インドカレー」と同じ感じが・・・

外国の人に伝える便利な言葉「カレー」ってやつです。

そう、インドカレーやカレー粉、これらの呼び名はそもそもインドにはないという話。
なんかおかしいと思っていたのですが、やはり、「タイカレー」というのは、そういう言葉だったのですね。

・・・勉強になりました。タイ料理、おいしいのでマスターしたいのですが、なかなか奥が深いのです。
ケーンのペーストを作れないと先に進めません。ペーストはコリアンダーやレモングラスなどの食材を入れて作るようです。

知り合いのタイ人に聞いたのですが、ペーストは作れないそうです。
じゃあどうするのかと聞いたら、ペーストは色々なものが食品メーカーから出ているのでそれを買うのだそうです。確かに、タイに行ったときに売ってました。片っ端から買って、日本に持ち帰って作ったら美味しかったです。

このあたりは家庭でスパイスから作ってしまうネパールの人とはちょっと違うのかな。それとも、たまたま聞いた人が料理が苦手なだけか・・・。

という、グリーンカレーを飯田駅前のカフェeさんで食べました。おいしかったです。

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