今年も市田柿を販売いたします
- post on 12/10/262012:10:26:09:57:48
- スタッフ気まぐれブログ
たいへんご好評の市田柿の販売を今年もおこないます。
2012年度産の市田柿になります。(昨年のものを冷蔵保存した市田柿ではありません)
数量限定です。たくさん買われるお客様もいらっしゃいますのでお早めにご注文ください。
詳細は市田柿の販売ページやご注文メールに記載させていただきますが、
ご予約販売となりまして、予想では今年も例年どおり、12月上旬~中旬の発送となります。
今年も順調に育っています。(まだ木になっています。)
だんだんと寒くなってきました。
今年も美味しい市田柿になると良いです。
市田柿は干し柿です。
長野県南部の高森町市田という場所が発祥だとか。
南アルプスと中央アルプスのふたつのアルプスに囲まれた伊那谷という地域になります。
伊那谷は大きな盆地で、真ん中に天竜川が流れております。
階段状になった河岸段丘と言われる地形が、その天竜川を挟んで両側に形成されています。
こんな地形も影響して、霧がでやすい地域です。
また、寒暖の差が激しく、果物栽培に大変適した気候風土となっています。
柿すだれの写真をご覧になられた方もいらっしゃるかと思いますが、
もともと市田柿は民家の軒先に吊るして作っていました。
この時期に収穫して皮をむき、紐に吊るして干すのです。
昼間は暖かく、朝晩冷え込んで、柿の表面に糖分がでてきます。
それを繰り返して水分がほどよく抜けた状態が干し柿、市田柿となります。
真っ白に粉を拭いた市田柿を見ていると、
自然の中からこういうものが生み出される不思議を感じます。
(燻蒸しないと黒くなります)
市田柿がさまざまな干し柿の中でも人気がある理由は、
おそらく、見た目の良さと、あの味、あの歯ごたえかと思います。
ちょうどよい大きさが好まれているというお話も聞いたことがあります。
自家用市田柿はこちらの写真のような状態で発送いたします。
自家用ではありますが、簡単な贈り物におつかいいただくお客様もいらっしゃいます。
本当の贈答は、同じような大きさの柿をひとつひとつ箱に並べてキレイです。
ただ、値段もあがりますので、たくさん食べたい方は自家用市田柿ですね。
市田柿にはサイズがあります。
2L、L…というように。
大きいほど値段がはります。
ただ、大きいのが好きな方と、小さいのが好きな方と好みは分かれます。
小ぶりの柿の方が、一般的には固いです。
固いのがお好きな方と柔らかいのがお好きな方と…こちらも好みが分かれます。
こちらで販売している市田柿は、中ぐらいのものです。
一年に一度だけ。旬の時期に旬のものを食べられるというのは幸せですね。
ぜひどうぞ。