インド・ネパールのカレースパイス専門店「山羊印スパイス」

この花。何の花かお分かりになりますか？

これ、にんじんの花なんですよ。

にんじんの花って、普段はあまり見たことがありませんでしたので、
はじめて見たときは、

へー、これが人参の花なんだ！

と感動がありました。

あれからずいぶんと月日が経ちまして、珍しくもなんともない存在になったものの、
今でも人参の花が咲けば、ちょっと眺めてしまいます。

このあと花に種がついて、バラッとこぼれるんです。

こぼれた種から、また人参が育って・・・という輪廻。

人参の花が咲くころには、人参が背丈ほど（この畑のものはもっと小さいですが）に伸びるんですよ。
それも驚きましたね。

やはり、高いところに花をつけて種をつければ、遠くに飛ばせるからかしら。

ずいぶん昔に借りていた畑では、そんなふうに人参がどんどん勢力を拡大していました。
自力で育つものなんですね、にんじんって。

それまで、一生懸命、せっせと畑にかよっては手を入れていた自分がバカみたい。

大きくて立派な人参が育っていました。

人参にもF1の種があるのかしら。
いまさらですけど、この花の人参って、F1？

だとしたら、一代でお仕舞いなんですね。
せっかく花を咲かせて、きれいなのに残念。