TOP > スタッフ気まぐれブログ> 脂肪燃焼効果!トマトジュースが売り切れ

マイアカウント | 説明

スパイス専門店スタッフの気まぐれブログ

脂肪燃焼効果!トマトジュースが売り切れ

脂肪燃焼効果の論文が出て、トマトジュースが爆発的に売れているそうですね。

情報元:読売新聞社(ヨミウリ・オンライン)

各地のスーパーで品薄状態に陥っているそうで、店員さんも当惑気味なんだとか。

消費者がダイエットや健康に良いとされる食品に殺到する(ヨリムリ・オンライン)

こういう現象を「フードファディズム」と呼ぶそうです。


恥ずかしながら、このフードファディズム(food faddism)という言葉を初めて聞いたので、
調べてみましたら、

食べものや栄養が健康と病気に与える影響を過大に信じること、科学が立証した事実に関係なく何らかの食べものや栄養が与える影響を過大評価することである。(ウィキペディア

ということです。


中年男性をはじめ、沢山の方がトマトジュースを買い求めている感じですが、
みなさんの目的はメタボ対策。

ダイエットに良い!と殺到しているそうです。

失礼ながら、トマトジュースをカゴに放り込んでいるメタボなおじさまの姿が脳裏に浮かんで、
ちょっと楽しい気分になりました。


ウィキペディアには、このフードファディズムについて、

科学が立証したことよりもその影響を信じ固執していることである。

フードファディズムの対象となりやすいものは、健康に好影響をもたらしそうな食品、有害性が疑わしい食品をはじめとして、ダイエット食品、健康食品、ミネラルウォーターなど様々である。

とも書いてありました。

今回は論文をもとに発生した現象です。

「人間に置き換えればジュース200ミリ・リットルを1日3回飲むのに相当する」(ヨリムリ・オンライン)

とまで発表しているようですので、ダイエット効果も現実味を帯びていますね。


ということは、"科学的に立証されている"ということになりそうですから、
厳密にはフードファディズムとは言わないのかなー、と思っておりましたら、
今回の騒動となっているトマトジュースと脂肪燃焼に関する論文を発表した京都大も

「ダイエット効果を確認するには、さらなる実験が必要」(ヨリムリ・オンライン)

と言っているらしいので、今回のトマトジュース騒動も、
多分にもれずフードファディズム、ということになるのですかね。

ただ、この現象がフードファディズムであろうとなかろうと、
今回のトマトジュースが一時的なブームになるのか、ならないのか、
ちょっと気になるところです。

というのも、さすがに、カレー1食分でダイエット効果があるほどの量を摂取することはできませんが、
インドカレーでもけっこうトマトを使うのです。

お店では生のトマトを使うことが多いのですが、ウチご飯ではトマトジュースを入れたり、
ホール缶をつかったりもします。特にこの季節は生のトマトが少ないので。

メタボおじさんが買い尽くして、スーパーから消えるのは勘弁。

ヤキモキしてますが、
ちょっと面白いので、まあいいや。
スーパーに行ったらメタボなおじさまを見てしまいそう。

このページの最初へ▲

無料スパイス「紙レシピ」登場!

このページの最初へ▲